カルシウム(Ca)
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カルシウムは、体内の構成元素の中で、無機物としては、最も多いミネラル成分で
人体の中の1.5〜2%を占め、その大部分はリン酸や炭酸塩として、
骨や歯などの中に存在します。また、筋肉や神経などの組織にも含まれています。
カルシウムは、食菌作用、抗体やホルモンの放出、血液の凝固作用、感覚細胞や
神経細胞の興奮等、体のいたるところで不可欠な役割を果たしています。
作用 |
・血液の凝固作用に関わる。
・細胞分裂・増殖・分化に関わる。
・神経細胞の興奮に関わる
・精子・貧食細胞の運動に関わる。
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カルシウムが欠乏すると虫歯や高血圧、腰痛、また筋肉低下を起こしやすくなったりします。
大人の1日の摂取量は600mgが必要とされている。
カルシウムを多く含む食物は、ごまや豆腐・ナチュラルチーズ等です。
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亜鉛(Zn)
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亜鉛は、細胞の生成など成長には欠かせないミネラルで、DNAなどの核酸や
タンパク質の合成には必要不可欠な元素です。
作用 |
・細胞や組織の代謝に欠かせない多くの酵素の必要成分。
・ビタミンCとともに、コラーゲンの合成に関与する。
・鉛や水銀などの毒性を弱める。
・アルコール分解に関与する。
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体内で亜鉛は精液の中に高濃度に含まれており、性機能と亜鉛は密接な関係があり。
性機能が低下している方や、抜け毛が気になる方等は、亜鉛の摂取が必要と思われます。
亜鉛を多く含む食物は、カキ(貝)、ウナギ、緑茶、豚(レバー)等です。
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ニッケル(Ni)
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ニッケルは尿素を分解する酵素の構成成分として働きます。
作用 |
・尿素の分解を促進する
・核酸を安定させる
・ビタミンB6とともにタンパク質や脂質の代謝を行う
・鉄の吸収を促す
・ホルモン分泌に関わる
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ニッケルを多く含む食物は、大豆、きな粉、そば、いんげん等です。
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塩 素 (Cl)
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塩素といえば、体に悪い・臭いなど悪いイメージ
を持つ人のほうが多いのではないでしょうか。
作用 |
・アルカリバランスの調節
・家期中に塩酸として存在し、消化を助ける
・体内の老廃物の除去を助ける
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1日の必要量は、普通の生活をしていれば、無くなる事はありません。
逆に多く摂りすぎたとしても、尿や汗などで排出されますので、
障害を起こすことはありません。
塩素を含む食物は、食塩・海藻・水道水・オリーブ等です。
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カリウム(K)
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カリウムは血圧を下げる作用があり、肝臓中のナトリウムの再吸収を抑制し、尿中への
ナトリウムの排泄を促進します。主にカリウムはナトリウムと対抗して働きます。
作用 |
・筋肉の伸縮に関与
・細胞内の浸透圧やphの維持
・ガンの予防や治療に有効
・血圧を正常に保つ
・ストレスの緩和
・筋肉痛の緩和
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カリウムの欠如は疲れ、便秘、吐き気、食欲不振の原因になります。
また、不整脈、高血圧、心不全、関節炎等も起きやすくなります。
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ヨウ素(I)
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ヨウ素は、甲状腺ホルモンのチロキシン、トリヨードチロニンの構成成分で、
子供の発育や、基礎代謝、アドレナリンや成長ホルモンの働きに大きく関わっています。
作用 |
・タンパク質や脂質、糖質の代謝を良くする。
・血液凝固を抑制する。
・免疫機能を向上させる。
・抗がん作用がある。
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ヨウ素の欠乏は、だるさや低血圧、むくみ、無気力、子供の発育不全等
の原因になります。ヨウ素は海産物から摂取できるため、
海産物の好きな方には心配ありませんが、とりすぎには気をつけてください。
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コバルト(Co)
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コバルトは、ビタミンB12の構成元素で、貧血を防ぐ作用があります。
また、神経繊維の保護を行い、神経の働きを正常にする働きもあります。
ビタミンB12単体では効果は無いので気をつけましょう。
作用 |
・骨髄での造血に不可欠。
・赤血球・血色素の生成を促す。
・神経繊維の保護を行う。
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コバルトの欠乏は、悪性の貧血や、食欲不振や、手足のしびれ、
集中力・記憶力の低下等の原因になります。
コバルトを多く含む食物は、レバー、エビ、ハマグリ、アサリ、牛乳、ココアなどです。
とりすぎには気をつけてください。
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リチウム(Li)
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リチウムは白血球増加作用、降血糖作用などがあります。また、躁鬱病(そううつ)
の治療薬としても使われており、リチウムがあると、神経系の伝達機能が良
くなると考えられています。
作用 |
・神経調整作用がある。
・白血球増加作用がある。
・降血糖作用がある。
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リチウムの過剰な投与は人体に悪影響を及ぼす恐れもあります。
リチウムを多く含む食物は、小麦胚芽、小魚類等です。
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マグネシウム(Mg)
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マグネシウムは、体内の300種類以上の酵素反応に関係するため、
不足すると、体内での化学反応が円滑に進まなくなります。
その結果、疲れやすくなったり、時には吐き気をもよおしたりします。
作用 |
・新陳代謝を調整します。
・体内のエネルギー産生をする機構に密接に関わる。
・血管周囲の平滑筋細胞内へのカルシウムの流入を阻害し、
血管の老化を防ぎ、虚血性心疾患など循環器疾患を予防する
・体温や血圧の調節、神経の興奮、筋肉の収縮などの生理的機構に関わる。
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大人の1日の摂取量は約300mgが必要とされている。
マグネシウムが欠乏すると貧血や食欲不振、また興奮しやすくなったりします。
最悪の場合心臓発作や意識障害が起こってしまう場合もあるようです。
マグネシウムと最も関係が深いのはカルシウムです。
マグネシウムを多く含む食物は玄米やアーモンド、豆類等です。
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銅(Cu)
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銅は、ヘモグロビンが鉄を取り込むのを助けています。ほかにも
赤血球、白血球細胞の成熟コレステロールや糖の代謝、脳の発
育等に欠かせない栄養成分です。
作用 |
・ビタミンCの利用を助ける
・鉄の利用を浴してヘモグロビンの合成を助け
貧血を予防する
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銅が欠乏すると次のことが起こりやすくなります。
貧血、白髪、髪の毛のちぢれ、血管がもろくなる、
骨がもろくなる、骨が変形する、等
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モリブデン(Mo)
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モリブデンは、肝臓など幾つかの酵素の働きを助けている元素で、
糖質や脂質の代謝を助けるほか、鉄の利用を高めて貧血を予防する。
作用 |
・炭水化物と脂肪の代謝を助ける。
・鉄吸収に必要な酵素を構成。
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モリブデンが欠乏すると、貧血、尿酸代謝障害、疲労、不妊などの
症状になる可能性があります。
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ナトリウム(Na)
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ナトリウムは、細胞外液の浸透圧の維持と細胞外液量の維持という働きをしています。
また、カルシウムをはじめとするほかのミネラルやタンパク質を血液に溶けやすくします。
作用 |
・胃酸や腸の消化液の分泌を促進して消化を
促進させる
・炭酸ガスの排出を促進する。
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ナトリウムの欠乏は、発汗・嘔吐などの症状を起こしやすくなりますが、
加工物に多く含まれており、逆に取り過ぎに気を付けた方が良いとされています。
過剰摂取してしまうと、高血圧・動脈硬化などを招いてしまいますので、
取りすぎには注意しましょう。
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リン(P)
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リンはカルシウムの次に体内に多く含まれるミネラル分で、
多くの重要な役割を果たしています。体内において必要不可欠な
微量元素です。体内ではリン酸として存在しております。
作用 |
・歯や骨を硬くしてくれる。
・PHや、浸透圧の調整に関係している。
・ブドウ糖の吸収や、利用を促進させる。
・神経や筋肉の機能を正常にする。
・腺ホルモンの分泌を助ける。
・ナイアシンの吸収を助ける。
・体内の全ての細胞のほとんどの化学反応に関与し、
細胞の成長と分化に働く。
・脂質や糖質の代謝になくてはならない。
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有害と思われているリン(P)ですが、人体にこれだけ必要とされて
いる事が解かります。リンは主にカルシウムと結合してリン酸カルシウムを作り、
骨の主成分となります。 いくら体にいいとはいっても摂取しすぎると
体に害を与えてしまうので、取りすぎには気をつけましょう。
摂取しすぎたリンを体外に排出するにはリン酸マグネシウムにリンを
変化させる必要があります
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マンガン(Mn)
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マンガンは骨・軟骨の形成にカルシウムやリンだけでなく、多くの
ミネラルやビタミンとともに関わっています。骨や関節を丈夫にする結合組織
はマンガンが関与する酵素がないと合成できません。
作用 |
・骨や軟骨、関節を丈夫にする結合組織の合成に関与
・活性酸素を分解する酵素に関与
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糖質、脂質、タンパク質の代謝に働く酵素の構成成分であり、タンパク質の合成や
エネルギー作りに働いています。そして、血液凝固因子の合成や、コレステロール、
甲状腺ホルモン、インスリンの生成のほか、神経の構成成分として、細胞膜の酸化を
防ぎます。マンガンが欠乏すると、耳鳴りがしたり、疲れやすくなったり、めまいが
起きたりします。又けいれんや、骨の発育低下、骨がもろくなるなどです。
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イオウ(S)
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イオウは、体内の代謝を亢進させ毒素や毒物を取り除くといった働きをもっており、
健康を害し、疲れきっている人に、微量イオウを与える直りやすいようです。
日本では温泉がたくさんあり、熱いイオウ浴は関節痛、リウマチ痛を良くします。
作用 |
・水素と結びつき、体内の代謝を亢進する。
・皮膚を強くし、爪や髪につやを与える。
・細菌感染の抵抗力を強める。
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軟骨や骨、腱を作り、有害ミネラルの蓄積を防ぎ、細菌感染の抵抗力を強める等
重要な働きをしています。また化粧品にもイオウが用いられています。
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鉄(Fe)
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鉄は体内において機能鉄と貯蔵鉄という形で存在します。機能鉄は赤血球に含ま
れるヘモグロビンと筋肉組織に存在するミオグロビンの構成成分です。貯蔵鉄は、
フェリチンやヘモリデンというタンパク質と結合した形で肝臓・脾臓・骨髄などに
貯蔵されています。
作用 |
・赤血球のヘモグロビンの構成成分として酸素を運ぶ。
・酸素の成分として酸素を活性化し、エネルギーの産生を助ける。
・筋肉中では、ミオグロピンの成分として、血液中の酸素を崩肉に取り入れます。
・タンパク質代謝に関わります。
・カロチンをビタミンAに変化させます。
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鉄の1日の所要量は、成人男性で10mg、女性では毎月の生理で失われますので
12mg、妊婦や授乳婦は20mgの摂取が必要となります。
鉄は、他の元素と比べ、吸収率が低いです。食事で取った総量の8%前後しか
吸収されませんので欠乏しやすいのが特徴です。
鉄が欠乏すると貧血や頭痛、めまい、食欲不振、下痢や便秘といった症状が出る
場合がありますのでバランスの良い食事をして下さい。
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クロム(Cr)
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クロムは、糖質と脂質の代謝を良くし、血液中の中性脂肪や
コレステロールの値を正常にし、動脈硬化、糖尿病、高血圧な
どを予防するミネラルです。
作用 |
・食欲のコントロールに関係している。
・インスリンの働きを活発にし糖尿病の予防をする。
・糖質、資質、タンパク質の代謝に働く酵素の構成成分
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クロムが欠乏すると、血中インスリンレベルが上がり、
尿に糖が出てきたり、血糖値が不安定になります。症状としては、
高血圧、糖尿病、動脈斑、肥満などです。
クロムはバランスの良い食事をしている限り不足することはないの
ですが、不足気味の方は、肉、魚、野菜などに多く含まれているので
食事はしっかりとりましょう。
また、体に有効な働きをするクロムは三価クロムです。環境汚染物質の
クロムは、六価クロムです。
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